RPAR(全天候型ETF)はどんな暴落にも強い黄金のポートフォリオの理由

米国ETF
トモコ
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リーマンショックやコロナショックのような暴落は時々くるのが怖いから投資するのを躊躇するよね。

元NTTリーマン
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相場の暴落は調整の一種である意味必要なんだよ。

トモコ
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あまり暴落しないETFや投資信託はないの?

元NTTリーマン
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あらゆる経済状況に対応できる全天候型のETFはあるよ。まだ新しいETFだがこれから注目されるかもしれない。

この記事では次のような疑問に対して答えていきたいとおもいます。

Questions
  • どんな経済状況でもあまり暴落しない金融商品はないか?
  • レイダリオ氏提唱の全天候型戦略とは?
  • 全天候型ETF・RPARはどんなETFなのか?

まず、結論となるポイントを先に記載しておきます。

 ポイント
  • 全天候型戦略はあらゆる経済状況に対応できる
  • 全天候型戦略は株価変動の4要素に注目した投資戦略
  • RPARは全天候型戦略に基づく新しいETF
元NTTリーマン
元NTTリーマン

では、以上のポイントについて詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までこの記事をご覧ください!

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全天候型戦略とは?

全天候型戦略とは、投資家・レイダリオ氏が提唱する、あらゆる経済状況に対応できる分散投資です。

この全天候型戦略を模擬したETF(RPAR)が2019年の12月にアメリカで新規上場しました。2020年2月のコロナショックで株式市場が暴落したが、そのなかRPARは暴落に強い実績を残し、今にわかに注目されいます。

RPARに入る前に、まずレイダリオ氏と彼が提唱する全天候型戦略について紹介します。

レイダリオとは誰か?

レイダリオはアメリカの著名な投資家であり、超富裕層や中央銀行など向けに世界最大級(1,600億ドル)ヘッジファンドを運用しています。新規顧客になるためには厳しい条件をクリアする必要があり、最近10年では基本的に受け入れいていないといいます。

カリスマ投資家であるレイダリオのファンドの実績は、1974年以来平均9.88%のリターンとなっており、7%のS&P500を完全にアウトパフォームしています。

また、リーマンショックの暴落前に投資の一部を市場から撤退させたのが有名で、約50%の下落を記録したリーマンショックに対して、レイダリオのファンドはわずか4%の下落でした。

そんなレイダリオ氏ですが、あらゆる経済状況に対応できる全天候型戦略を提唱しています。

全天候型戦略とは?

全天候型戦略とは、経済を4つの季節(状況)に分け、それぞれの季節に合った金融商品を選んで投資する分散投資方法です。

全天候型の分散投資では、どんな状況でもリターンの最大化と下落の最小化が可能となると言われています。

では、4つの季節とは何か?次の表をがそれです。

経済成長 インフレ
上昇 株式、社債、商品取引・金 商品取引・金・物価連動国債
下落 長期国債・物価連動国債 長期国債・株式

経済状況は経済成長とインフレが想定より高いか低いかの4パターン(4季節)に分けられます。そして各季節に応じた投資をすべきで、たとえば経済成長率が想定よりも高い場合、株式、社債、商品取引、金にへの投資が最適とされています。

そしてどんな状況にも対応するには、表にある金融商品を適切なポートフォリオを組む必要があります。最適な比率でつくられるのが黄金のポートフォリオとよばれています。

⬇️全天候型戦略や黄金のポートフォリオの詳細は以下の書籍で確認することができます。

全天候型戦略の黄金のポートフォリオ

では、黄金のポートフォリオの概要についてみてみましょう。

黄金のポートフォリオ

  • 株式 30%
  • 中期米国債 15%
  • 長期米国債 40%
  • 金 7.5%
  • 商品取引 7.5%

比較のため、ウォーレンバフェットが遺言に次のようなポートフォリオを勧めています。

  • 株式 90%
  • 米国債 10%

利息を生まない金と商品取引をポートフォリオに組み込むのは、一般投資家にはなかなかできないことです。

小まとめ
  • 全天候型戦略はあらゆる状況に対応できる分散投資
  • 全天候型戦略はレイダリオ氏によって提唱された
  • 全天候型戦略は黄金のポートフォリオに基づく
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RPARの特徴

RPARの概要

RPARは2019年に新しく上場した全天候型ETFです。このETF自体はレイダリオと関係はないが、RPARのポートフォリオはレイダリオが提唱する全天候型戦略のポートフォリオに一番近いETFです。

では、まずRPARの基本情報をみてみましょう。

ティッカー RPAR
正式名称 The RPAR Risk Parity ETF
運用会社 Advanced Research Investment Solutions, LLC
組入銘柄数 97
経費率 0.53%
配当利回り 0.76%
配当月 1月・4月・7月・10月

RPARのアセットアロケーション

RPARのアセットアロケーションは次のようになっています。

  • Global Equities(株式) 25%
  • Treasuries(米国債) 22.5%
  • TIPS(物価連動国債) 20%
  • Gold(金) 17.5%
  • Commodity Producer Equities(商品取引) 15%

レイダリオの黄金のポートフォリオに近いアセットアローケーションとなっています。黄金のポートフォリオと比較して次のような違いが見られました。

  • 株式は5%低い
  • 国債は12.5%低い
  • 金は10%高い
  • 商品取引は7.5%高い

RPARのトップ組入銘柄

株式に関して上位にVTI、VWO、VEAの3ETFが入っています。それぞれ、米国、新興国、米国除く先進国のETFです。

コロナショックによる影響

RPARは株価の下落に強いという性質をもつETFですが、やはり実際の成績をみてみたいもので、ちょうどRPARが設定後にコロナショックが起こりました。では、コロナショック前後の株価をS&P500と比較してみましょう。

RPARが設定された2019年12月20日を基準日とした場合、コロナショックによる下落は、S&P500は28.45%に対してRPARは12.83%に留めています。2020年5月18日現在では、RPARはすでにプラ転しているが、S&P500はまだ-8.30%となっています。

RPARはまだ設定されてからまだ非常に短いので今後の動きは要注目です。株価の下落に強いというのは分かったが、今後相場が持ち直した後のパフォーマンスが特に気になるところです。

RPARのリスク

RPARのポートフォリオにおける株式の割合は低いので、株価の長期上昇ではあまりその恩恵に預かることはできません。

RPARの購入について

現時点では、日本でRPARを購入できる証券会社を確認できていません。米国での人気次第で日本でも買える日がくるかもしれません。

現在日本で買えるETFでRPARモドキをつくってみた

今のところ楽天証券で買えるETFを使って次のようなRPARモドキなポートフォリオをつくることができます。

Portfolio 1 コード 銘柄名 比率
株式 VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 13%
VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF 7%
VEA バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF 5%
米国債 AGG iシェアーズ コア米国総合債券ETF 22.5%
物価連動国債 TIP iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF 20%
GLD SPDR ゴールド・シェア 17.5%
商品取引 DBC インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド 15%

このポートフォリオを仮に2008年から運用したときの運用成績をS&P500と比較すると次のようになります。

青がRPARモドキで、赤がS&P500です。この比較チャートからRPARについて次のようなことを推測することができます。

  • 暴落耐性が非常に良い
  • 株式が下降トレンドでも下落しないことを期待できる
  • 株式の上昇トレンド時はゆるやかに上昇

感想として、RPARはどちらかと言うと、資産形成よりも資産運用に向いているETFです。トータルリターンは2%ほど期待できるので、2億円あれば長期安心でアーリーリタイアできそうです。

小まとめ
  • RPARは新規上場した全天候型ETF
  • コロナショックで強いストレス耐性を示した
  • 長期安心のための資産運用に最適
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ETFを購入できる証券会社

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本記事のまとめ

今回はまだあまり知られていない全天候型ETF・RPARを紹介しました。

著名な投資家のレイダリオ氏が提唱している全天候型戦略では、あらゆる経済状況に対応できるように黄金のポートフォリオを組むことで、暴落から資産を守りつつ、リターンを最大化できると言われています。

2019年12月に初めてRPARという全天候型ETFが設定されました。すでにコロナショックですばらしいストレス耐性を示してくれました。今後の株価の上昇と下降トレンドでどんな動きを見せてくれるかが楽しみです。

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この記事を書いた人
元NTTリーマン

こんにちは、元NTTリーマンです。今は外資でエンジニアとして働いています。最近サラリーマン業1本はとてもリスキーであることを悟り、副業と投資で人生のリスク分散をはじめました。会社勤めしながらギリギリで富裕層(資産1億)に滑り込むことをめざしています。詳細プロフィールはこちら

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