VYM(米国高配当ETF)のチャートと株価で見る長期投資対象の理由

米国ETF
トモコ
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近頃は米国高配当ETFといったらSPYDが人気だけどVYMという銘柄も同じ人気みたいよ?

元NTTリーマン
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高配当ETF御三家と言えば、VYM、SPYD、HDVの3名柄。この中でVYMが一番歴史があるETFで昔から長期投資家には人気のあるETFだよ。

さゆたん
さゆたん

人気の理由は?

元NTTリーマン
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よし!じゃ今日はそれを解説しよう。

この記事は昔から人気のある米国高配当ETF・VYMについて詳しく解説します。人気の理由について過去のチャートと株価はもちろん、ETFそのものの性質や主要な組入銘柄まで詳細に紹介していきます。

同じ高配当ETF銘柄であるSPYDの詳細は以前の記事にありますので合わせて読んでいただけるとよりVYMを理解しやすいとおもいます。

SPYD(米国高配当ETF)を今日からはじめる8つの理由
SPYDを買うメリット8つを紹介します。①配当利回りが他のETFより格段に高い②S&P500連動による値上がり益も期待できる③S&P500の80銘柄への分散投資④銘柄入れ替えの手間はいらない⑤経費率がとても低い⑥単位株の値段が低い⑦超優良運用会社が運用している⑧新型コロナショックで絶好の買い場

まず、結論となるポイントを先に記載しておきます。

 ポイント
  • VYMはSPYDとHDVと並ぶ有名な高配当ETF
  • 組入銘柄とセクターの分配具合がいい
  • 株価は長期スパンで上昇している
  • 9年連続増配中
  • 経費率が低い
元NTTリーマン
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では、以上のポイントについて詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までこの記事をご覧ください!

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VYMとは?

VYMの正式名称はVanguard High Dividend Yield ETFです。VYMが連動する指数はFTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスとよばれるあまり聞き慣れないインデックスです。

VYMの名前からも分かる通り、VYMの運用会社バンガードという超巨大投資ファンド会社です。VYMが設立されたのはリーマンショック前の2006年なので、コロナショックによる相場の大暴落後にどのようにVYMの株価が持ち直すかを過去のチャートからある程度想像できます。

VYMの組入銘柄と比率

VYMの組入銘柄数は約400です。現時点の上位10銘柄のファンド構成比率の合計は約28%となっています。組入銘柄と比率は都度見直しされているので、最新のデータは公式ページで確認してください。

上位10銘柄はどんな会社かを見てみましょう。

  1. Johnson & Johnson 製薬、医療機器、ヘルスケア関連の多国籍企業
  2. JPMorgan Chase & Co. 商業銀行や投資銀行などを有する銀行持株会社
  3. Procter & Gamble Co. P&Gで知られる世界最大の一般商材メーカー
  4. Intel Corp. 「インテル入ってる」で有名な巨大半導体素子メーカー
  5. Verizon Communications Inc. アメリカ最大の携帯電話事業者
  6. AT&T Inc. アメリカ最大の電話会社の持株会社、日本でいうNTT
  7. Merck & Co. Inc. 世界的な製薬会社
  8. Pfizer Inc. 世界的な製薬会社
  9. Coca-Cola Co. みんな大好きコカコーラの会社
  10. Cisco Systems Inc. 世界最大の通信機器ベンダー

ご覧のようにテクノロジーと製薬関連が上位銘柄に入っているのが特徴です。

VYMのセクター率

次にセクター率も確認してみましょう。セクターの分配はほどよくされているようです。景気にあまり左右されないヘルスケア、消費財、公益、消費サービス、電気通信といったセクターが半分以上占めているので割と安心に長期保有できそうです。

小まとめ
  • VYMは約400銘柄に分散投資している
  • 上位の10組入銘柄で全体の28%を占める
  • 景気に左右されないセクターが過半数を占める
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VYMが長期投資対象の理由(チャート、株価などの分析)

ここでVYMの特徴と、なぜ高配当ETFとして人気なのかについて解説します。

VYMの長期チャートが右肩上がり継続中

VYM設定後のチャートで長期的な値動きついてみてみましょう。チャートではVYM(青)のほかによく比較対象とされる高配当ETFのHDV(紫)とSPYD(水色)が入っています。

まず、2008年頃のリーマンショックでVYMは半値まで下落したが、その後は順調に伸びていく様子が分かります。2020年のコロナショックで最大1/3ほど下げてリバウンドしている最中です。

コロナショック直後の回復では今のところVYMが一番成績がいいです。

3%の配当率と高いトータルリターン

VYMの直近の配当率は3%です。一方SPYDの直近の配当率は6%ほどあります。たしかにVYMの配当率はSPYDよりも見劣りしますが、株価の伸びと配当を合わせたトータルリターンならVYMの方が高いです。

下のチャートはVYMとSPYDのトータルリターンの比較です。緑がVYMで青がSPYDです。

9年連続増配中

VYMの配当金は9年連続して増え続けています。2020年2月のコロナショック後の配当金は前期よりも大きく減り、今後の景気の動向次第でリーマンショック後のような停滞がしばらく続くこともありえます。

経費率が最低水準の0.06%

ETFは上場投資信託で、実際の運用は運用会社にお任せします。お任せする以上は手数料を払わないといけません。ETFでの運用手数料のことを経費率とよばれ、これがとても低いのです。

低い経費率はSPYDに限らずETF全般にみられることで、3大高配当ETFのそれぞれの経費率を見てみましょう。

  • SPYD 0.07%
  • HDV 0.08%
  • VYM 0.06%

どのぐらい安いかのイメージが沸きましたか?

VYMの0.06%を例に説明すると、例えば100万円分のVYMを買ったとします。この場合のファンド運用に必要な手数料はたったの600円です。

一度、銀行で売られている投資信託の手数料(信託報酬)などと比較してもいいかもしれません。そうすればいかにETFの運用手数料が安いのかがわかります。

なぜETFの経費率が低いのかというと、単純に資金の規模がとても大きいからです。ファンドの資金が10億が1000億になったからといって運用コストが100倍になることはなく、むしろほぼ変わらないのが普通です。ですので、ファンドの規模が大きければ資金あたり運用コストは低くなります。実際、ETFの経費率は下がり続けています。

400銘柄への分散投資

すでに紹介したとおり、VYMの組入銘柄数は約400もあり、十分な分散投資ETFといえます。参考までにHDVとSPYDの組入銘柄数はそれぞれ約75と80です。

銘柄入れ替えの手間はいらない

VYMの組入銘柄は約400あります。都度銘柄の入れ替えをして指数に忠実に連動させる必要があります。これを個人でやろうとすると売買の手数料だけでせっかくの利益が簡単に消えることなります。

SPYDなら買ってしまえば、あとは運用会社のプロが勝手にメンテしてくれるので、投資家としてとても楽ちんです。

超優良運用会社が運用している

VYMの運用会社は超大手のバンガードです。アメリカの運用会社上位3社は、バンガードの他にブラックロックとステートストリートです。3社の運用総額がなんと1000兆円以上で、世界の時価総額の10%です。おそろしいですね。

新型コロナショックで絶好の買い場

投資のタイミングって難しいですよね。

コロナショック前までは相場がきれいな右肩上がりで上昇し続けていたときは、押し目なく買いそびれることも多かったでしょう。

コロナショックで相場が大きく崩れ、これからも下落するかもしれない。一番の底で買いたいのは人情ですが、なかなかそんなうまくいきません。

いずれ市場は再び復活するのは間違いないことですがいつになるかは誰にもわかりません。私たちができる唯一のことは今から積立てを開始してじっくりと時が来るまで我慢することです。

ここで大事なことは、相場が崩れたからといって、モテる全ての資金を1回で投入するのではなく、あとでナンピンの戦略をとれるように計画的に運用することです。

小まとめ
  • VYMの長期チャートが右肩上がり継続中
  • 3%の配当率と高いトータルリターン
  • 9年連続増配中
  • 経費率が最低水準の0.06%
  • 400銘柄への分散投資
  • 銘柄入れ替えの手間はいらない
  • 超優良運用会社が運用している
  • 新型コロナショックで絶好の買い場
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VYMの弱点

実はVYMの組入銘柄にGAFAとよばれるグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの4社とマイクロソフトが入ってません。アメリカを牽引するこれらの巨大IT企業がVYMに入ってないため、VYMはS&P500よりもパフォーマンスが悪い結果となっています。

下のチャートはVYM(青)とS&P500(赤)の過去5年間のパフォーマンス比較です。

株価が右肩上がりのときの高配当ETFはパフォーマンスはいまいちですが、相場が下落して回復すまで安めで買えるため長期間でみたトータルリターンは期待できます。

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VYMを買うにはどの証券会社がいいのか?

ETFや米国株を手数料無料で買えるDMM.com証券

DMM.com証券は唯一の常時手数料無料でETFや米国株を買える証券です。できるだけ安く始めるETFを開始したい方にDMM.com証券がおすすめです。

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本記事のまとめ

今回は米国高配当ETFのVYMの紹介でした。VYMの配当率は3%で、SPYDの6%の配当率よりも低いが、株価の伸びを考慮したトータルリターンで見るとSPYDやHDVの銘柄よりも優れています。また、VYMの400銘柄への分散投資とバランスのとれたセクター比率も大きなプラスポイントとされています。経費率もSPYDとHDVよりも低いので長期の保有に有利な銘柄ともいえます。

元NTTリーマン
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この記事を書いた人
元NTTリーマン

こんにちは、元NTTリーマンです。今は外資でエンジニアとして働いています。最近サラリーマン業1本はとてもリスキーであることを悟り、副業と投資で人生のリスク分散をはじめました。会社勤めしながらギリギリで富裕層(資産1億)に滑り込むことをめざしています。詳細プロフィールはこちら

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